Chapter01 ブロックチェーンとは?- ブロックチェーン入門 ContractGate NTTテクノクロス株式会社
電子署名は、公開鍵暗号とハッシュ値を使用して管理するため、後から変更・削除ができません。 電子契約書のセキュリティが万全であることは、取引相手を信頼してプロジェクトを進められることに繋がるでしょう。 従来のトレーサビリティシステムでは、製品ごとに個別に作業履歴を残す作業が必要でした。 しかし、トレーサビリティに関わる企業や人は多岐にわたり数も多く、それらを一貫して管理することは困難です。 今後、さらにこのブロックチェーンの応用・普及が進むことで、私たちの生活をより豊かに、便利にしてくれるでしょう。 「取引履歴の正当性を保てる」というブロックチェーン技術の特徴は、コンサートやイベントなどのデジタルチケットに活用することで、不正入場や不正転売の防止に役立てられています。 わかりやすく言えば、「改ざん不可能」「データの分散保存」という特徴を活かして、高い信頼性や正確性を求められるあらゆるオンラインサービスの利便性が向上します。 ブロックチェーンでは、分散型台帳方式が採用されており、複数のノードがP2P(ピア・ツー・ピア)ネットワーク上で対等に接続されながら、同一のデータを共有・保持しています。 ブロックチェーンとは?【一貫した履歴の維持システム】 仮想通貨の基盤技術として知られていますが、それだけにとどまらず、情報の透明性や信頼性を確保する手段としてさまざまな業界に広がりつつあります。 本記事では、ブロックチェーンの基本的な仕組みから特徴、Web3との違い、具体的な活用事例、導入にあたってのメリットや課題を紹介します。 ブロックチェーンの非改ざん性とセキュリティの安全さは、電子契約書の管理に役立ちます。 紙媒体での契約書は、郵送の手間がかかりますが、電子契約書であればインターネット上のやり取りできる点がメリットです。 また、同じ業界に属する複数の企業が提携し、管理者となって取引や情報伝達の効率化を図ることが主な目的となっています。 代表的な例としては、IBMが主導して開発が進められている「Hyperledger Fabric」や、R3が開発し、トヨタグループや大林組などで活用されている「Corda」があります。 分散型管理システムでは、すべての取引情報の履歴がすべてのノードに分散して管理されます。 中央管理体は存在しないため、手数料不要、もしくは低額で済み、処理速度は参加者の接続環境のスペックに依存します。 今後はこれらの課題を解決しながら、より多くの業界でブロックチェーンの活用事例が広がっていくことが期待されます。 仮に過去のデータが改ざんされた場合でも、その影響はハッシュ値の変化として即座に現れ、ネットワーク全体のノードによって検出されます。 […]